アミューズメント事業の一環
関西に住んでいる人なら一度は「スパワールド」のCMを目にしたことがあるのではないでしょうか。スパワールドは阪神住建のアミューズメント事業の一環です。阪神住建といえば分譲マンションのキングマンションシリーズで有名ですから、意外なイメージを持つ人もいるかもしれませんね。
スパワールドは温泉をテーマにしたアミューズメント施設です。水へのこだわりと、阪神住建らしい工夫がされた上質なホテルが特徴なのだといいます。この記事ではその2点を紹介します。
温泉分析と水について
阪神住建のスパワールドの温泉に使われている源泉の名前は天王寺「世界の温泉」です。健康増進、疲労回復効果が期待されています。具体的には筋肉痛、五十肩、神経痛、関節痛、慢性消化器病、病後回復期、冷え性、運動麻痺などに適応しているのだそうです。
また、阪神住建のスパワールドにはプールがあります。水をふんだんに使っている施設ですから、水にもこだわり抜いているとのこと。 例を挙げると、飲み水には一般的に50項目もの水質基準が定められていますが、スパワールドで使用されている水の中に含まれる一般細菌はなんとゼロ。通常の水質基準よりもはるかに厳しい条件をクリアした水を使用しているのだそうです。
さらに、レストランやシャワーで使用している水は硬度1ppmの超軟水を採用。超軟水の特徴は赤ちゃんでもお年寄りでも口当たりがよく飲みやすい点です。超軟水の味はまろやかで美味しく、超軟水でダシをとるとより香りや甘みが引き出されるのだそうです。
シャワー用の水としても優れており、石鹸が泡立ちやすいといいます。また、吸水性に優れており、老廃物の排出を促す効果。敏感肌など肌にトラブルを持っている人でも安心して使えるという特徴も、シャワー用水としては嬉しいですね。
ホテルについて
分譲マンションや賃貸物件の販売を行っている阪神住建がプロデュースしているホテルには5種類の客室があります。
スイートルーム、ダブルルーム、ツインルーム、和室、和室大部屋です。スイートルームは広さ約48㎡、室内に温泉がある2~6名向けの部屋となっているそうです。スイートルームといえば洋室のイメージがあるかもしれませんが、2部屋のうちのひとつは和室になっているといいます。
ホテル全体の特徴は、どの部屋からでも通天閣が見えることでしょう。特に通天閣のある新世界の夜景は美しいことで知られていますから、景観もスパワールドホテルの大きなアピールポイントとなっているようです。
また、スパワールドのホテルは阪神住建のキングマンションのように、アクセス抜群の立地です。地下鉄大阪環状線の徒歩3分圏内なので、 USJ にも25分で行けるとのこと。その他大阪城や海洋館といった観光スポットにも楽に移動できるそうなので、観光客需要も見込めそうですね。